14MHzの1/4λバーチカルアンテナを5/8λのAki-Special(逆Lアンテナ)に変えました
2022.01.09
12mのグラスファイバーポールが届いてからAki-Specialにしようと思っていましたが、連休中あまりにも暇なので架設しました。
5/8λと逆Lアンテナにこだわるのは、14MHzでワイヤーを使用するアンテナで打ち上げ角が低くゲインがあり、地上高の一番高いところに、いわゆる電流の腹をもっていく事が出来て、且つ、エレメントの垂直部分を8.3m、水平部分を5mの逆Lにすることで垂直偏波と水平偏波の両方に電流の最大箇所をもっていくことが出来るからです。これは、G5RVアンテナが14MHzで最も良く飛ぶ要因であると思われる、垂直の梯子フィーダーと水平のエレメントが交わる部分に電流の最大値がくることとよく似ていると思います。10,000Kmを越えるエンティティーや近場の太平洋の島々にも、満遍なく電波を配れるような気がするのです。
現実には、今のポールは7mしかないので給電部の高さを1mとして、残り6mに垂直部分のエレメントを少しだけ巻き付けるようにしましたが垂直部分は7mしか確保出来ませんでした。(水平部分は6.3m)

接地型アンテナは、上物(ラジエーター)は同じでも、接地(高周波アース)やラジアルの張り方によって電波の飛びに違いが出るのは周知の事実、ネットで集めた様々な情報を元に出来る範囲で具現化したつもりです。
1mの高さ(14MHzの1/20λ)に5mのエレベーテッドラジアルを180度間隔で2本張ったのは、0.05波長の高さに張った1本のラジアルは埋設ラジアルの30本に相当するということが教科書(Low-Band DXing:ON4UN著)に書いてあったことによるものです。
単管パイプを使用して、建築現場の足場のようなモノを組んだのは、補修中のマンションの足場にモービルホイップSD330の接地をしたところ、抜群に飛んだという誰かのブログ記事からの発想です。

昨日と今日で以下の事をしましたが、まだまだやることが一杯あると思います。接地アンテナの高周波アースをいじるのは、やったことが電波の飛びに直結して楽しいですね。

①給電部近くの水田へ、アース棒を1m間隔で3本打ち込み、給電部との接続には質量のある単管パイプを使用した
②1mの高さに5mのエレベーテッドラジアルを180度間隔で2本張った
③地面に這わせるラジアルは、7MHz用に10m×4本、10MHz用に7.5m×2本、14MHz用に5m×4本這わせた(ハイバンドは無視)
④別途、ラジアルの1本を給電部から8mの場所にある農業用水路にアース棒を接続して放り込んだ(効果は全く不明…一度やってみたかっただけ)

後は、給電部直下に鉄板を敷いて接続することぐらいでしょうか。ラジアルは10cm~20cm浮かせて張りたいのですが、人や車の往来がある場所なので断念しました。

・給電部脇の田んぼにアース棒を3本打ち込み、給電部への接続には単管パイプを使用…田植え時期に水が張られて水没する事が楽しみです
14MHzの1/4λバーチカルアンテナを5/8λAki-Special(逆Lアンテナ)にしました

・給電部…ラダーラインを直に接続、ラジアル部分は単管パイプ経由でアース棒にも繋がっていてラジアルの接続部分は予想通り大変な事になっています
14MHzの1/4λバーチカルアンテナを5/8λAki-Special(逆Lアンテナ)にしました

・近くの用水路に投下したアース棒付のラジアルの先端…効果があるのか、やってはいけないありがちな行為なのか情報が欲しいところですね…邪魔な電柱を撤去に追い込んだら、このすぐ上に給電部をもってくるつもりです
14MHzの1/4λバーチカルアンテナを5/8λAki-Special(逆Lアンテナ)にしました
2022.01.09 19:09 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (2)
HR5/F2JD - Honduras(ホンジュラス共和国)をLoTWでCFM
2022.01.09
昨日の夜、7MHzで交信したHR5/F2JD - Honduras(ホンジュラス共和国)が早くもLoTWでCFM出来ました。交信を成立させるため、お互い"5NN"を連呼しましたが、実際はRSTが419以下のカスカスの状況でのQSOでした。
ホンジュラスはアパマン時代にJH1CZLのコールで交信したことがありますのでATNOではないのですが、JR4PURでは初めてでしたので1UPしました。

アンテナをエレメント長13.3mのAki-Specialにして高周波アースにも手を加えましたので、7MHzでもSメーターを振らない局と交信出来るようになった感があります。

HR5/F2JD - Honduras(ホンジュラス共和国)をLoTWでCFM
2022.01.09 07:56 | URL | Wkd/Cfm | Track Back (0) | Comments (0)
昨夜のDX - VK9DX, HR5/F2JD & K4PV
2022.01.09
昨日は、14MHzの1/4λバーチカルアンテナを5/8λのAki-Special(逆Lアンテナ)に変更したので試し撃ちをしていました。
夜になって20mは死んでいましたので、40mに下りてワッチしたところ、明らかにノイズが減りS/N比が良くなったと思いました。Sメーターを振っていないDXが薄っすらと沢山聞こえるようになった感じです。

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VK9DX 40m CW
HR5/F2JD 40m CW
K4PV 40m CW

SFI=102 SSN=38 A=9 K=5
2022.01.09 07:42 | URL | DX/DXCC | Track Back (0) | Comments (0)
バーチカルアンテナのアース(ラジアル)に関して一考
2022.01.04
どうも私は、エレベーテッドラジアルをいかにして張るかという考えに偏ってしまい、本来の目的である「良好なアースを取って大地(地球)を味方につけて強い電波を出す」ということから少し違う方向に向かっていくところでした。
そもそも、乾いたショボい大地で良好な接地が出来ない場合に、(仕方なく)ラジアルを張ったり這わせたりするものであるという基本に戻って考えてみました。
我が家の大地(バーチカルアンテナの給電部の下)には田んぼが広がっています。ここにリアルなアースであるアース棒を打ち込もうという発想に何故至らなかったのでしょうか?。バーチカルアンテナには1/4λのラジアルを張るという既成概念にとらわれてしまっていたようです。

思い立ったら行動あるのみ。さっそくホームセンターに出向いてアース棒を2本買ってきて、田んぼに打ち込みました。
アース棒を打ち込む前と後の違いを体感するために、わざとリグの電源を入れっぱなしで作業しました。結果は…あくまで私の感想ですが、聞こえてくる信号が太くなったような感じがしました。更に非常に弱い信号も、少しだけですがはっきりと聞こえるようになったような気がします。(垂直アンテナにもかかわらずノイズが激減してS/N比が改善された感じです)

課題もあります。高周波のアースは洗濯機のアースとは別物なので、配線は「太く・短く・線ではなく面で」接続するのが良いという認識です。今回、慌てて取ったアースは、給電部から普通のアース線を用いて、しかもアース棒まで3メートルも配線を伸ばしています。(高周波アースとしては不合格だと思われます)
逆に言えば、不合格なアースでも、ある程度の効果があった我が家の大地は非常に優秀で、きちんとした方法で高周波アースを取れば、今よりもっと強い電波が出せると改めて思いました。

注文しています12mのグラスファイバーポールが届いたら、14MHzの5/8λ(エレメント長13.3m)の上物を建てることは確定していますが、アースに関してはまだまだ実験すべき事が沢山あると思いましたので、今の1/4λのエレメントで試してみてようと思ったことを箇条書きにしておきます。結果次第では、エレベーテッドラジアルは不要になるかもしれませんね…。

(1) 人の往来がある場所に無理して張った3本のエレベーテッドラジアルを2本に減らして(180度間隔で)邪魔にならないように張る
(2) アース棒ではなく、鉄パイプを田んぼに打ち込み、給電部との距離を出来るだけ短くして網線で接続する
(3) 田んぼに銅板を埋め込む
(4) 放射線状に各BANDの1/4λのラジアルを這わせる
(5) 特定のラジアルの先端にアース棒(もしくは、鉄パイプ・銅板・その他身近にある質量のある金属)を接続して近くに流れている用水路に放り込む(給電部から約10m先)
(6) ラジアルの代わりに、質量と長さのある(5m)のあるアルミパイプを地面に置いて代替えとする(水田に対して平行に置く)
(7) 可能な限り、大きな鉄板(銅板)を給電部の下に敷き詰めて接続する

色々と思いついたのですが、まずは今の地上から2mの高さにある給電部の直下に鉄パイプ(アルミパイプ)を立てて、梯子フィーダーのラジアル部分に(最短で、太い配線で)接続して、その鉄パイプの地面に近い箇所からラジアル配線を接続して這わせたり、何らかの物理的な質量や長さのある金属に接続して展開すればいいのかなと思います。(ラジアルの先端を用水路を流れている水の中に放り込む事は絶対にやりますよ…笑い)

何れにせよ、梯子フィーダーで給電していますので、ただ単にSWRを1.1に近づけるだけの作業にとらわれないですむのがいいですね。(本来の目的を失わないと思います)

・ホームセンターで購入したアース棒…長さ50cmくらい
バーチカルアンテナのアース(ラジアル)に関して一考
2022.01.04 22:02 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)
早くもLoTWでCFM
2022.01.03
実は私も、その日のQSOはその日のうちにLoTWにUPするタイプなのですが、同じような性格の方が三人いらっしゃって少し笑いました。(私の場合、大事なQSOデータを別なメディアに保存しておくという目的もあります)

今、仕事を一緒にしている方が何気に言われた…「良いことも、悪いことも、その日のうちに終わらせよ」という言葉を思い出しました。

早くもLoTWでCFM
2022.01.03 22:55 | URL | Wkd/Cfm | Track Back (0) | Comments (0)
今日のDX - V73NS, 9M6NA, VK5MAV, OK2PVF, RW22NY, ON75NOL, II1WRTC & ZL25NZ
2022.01.03
今日の午後は、ほぼ20mに居座ってワッチをしていました。そう、新たに上げた1/4λバーチカルの飛び具合を確認するために、RSTが419以下の状況で、まだクラスターやRBNにも上がらない局をサシでコールして反応をうかがっていたのです。あくまで体感ではありますが普通に使えているいるようで安心しました。
ただの1/4λバーチカルなので、抜群に飛ぶなんて全然期待していなくて、接地型アンテナで「普通に使えた」ので、まずは最低限の仕事をしたという感じです。

ダイポールアンテナは再現性が良く、よほど下手を打たない限り「普通に使える」アンテナだとよく耳にします。然しながら接地アンテナの場合は、接地方法を間違えると大地を温めるだけで(←この言い回し、結構気に入っています)飛ばない・聞こえない・相手にされないという、いわゆるダミーロード・アンテナになりがちらしいのですが、少なくとも普通に使えたので安堵しているということです。
また、前述しましたが、心配していましたノイズにも全然埋もれていなくて、Sメーターを振らない局とも交信出来ました。

12mのポールが届いて、エレメント長を5/8λにするのと、春になって目の前の田んぼに水が張られるのが今から楽しみですね。

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V73NS 10m CW
9M6NA 15m CW
VK5MAV 20m CW
OK2PVF 20m CW
RW22NY 20m CW
ON75NOL 20m CW
II1WRTC 20m CW
ZL25NZ 20m CW

SFI=89 SSN=25 A=10 K=4
2022.01.03 20:45 | URL | DX/DXCC | Track Back (0) | Comments (0)

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