SD-330の使用感をレポート
2016.10.29
今日は雨のためアンテナを振り出せないので無線はお休みです。
ZL7Gも出ている様子で、PHONEは全くやらないのですが、CQ Worldwide DX Contest SSBの前日なので、CWで"飛びチェック"をしているDXがいると思い、是非QRVしたかったのですが残念です。

さて、SD-330を使用し始めて約一か月経ちました。

以前の環境(14階建てマンションの12階角部屋のベランダに設置した4m×4mのMDRF、地上高35mくらい、EUとNA方向に開けていてVK/ZLは建物の真裏)と比べた使用感になります。
今の環境はマンション12階の角部屋で高さは同じ35m位ですが、最上階なので上が開けています。
真北からVK/ZL方向は開けていて(西アフリカ方向にタワーマンションあり)、正面はインド洋から南AF方面になり、NA/SAは建物の裏側になります。

以前のようにアンテナを出しっぱなしに出来る環境ではないので、ポールを回転させてアンテナを振り出すように工夫しました。
定石通り、建物から電流の腹の部分が出来るだけ離れるように努めました。
カウンターポイズは5m×5本をベランダの床から10cmと20cm、外壁から10cm離した位置に3本と2本束ねた状態で張っています。

この条件でSD-330を使用していますが、驚いたのは7MHzの飛びです。
以前は全くパイルになっていない太平洋の島々を呼んでも、結構QRZを打たれてトラウマになっていて、7MHzにはほとんどQRVしていませんでした。
ところが、SD-330の場合は、聞こえていれば(パイルは別)ほぼQSO出来ています。

今の環境では、日中にアンテナを完全に振り出すのは難しそうですので、QRV出来るのは陽が落ちてからになります。
7MHzがストレスなく使えるのはありがたいことです。

QSYも簡単で、慣れたら数十秒で隣のBANDに移動することが出来ます。
当初、同社のHF20CLやHF30CLの購入も考えていましたが、モノバンドのモービルホイップを何本も購入するよりよっぽど安くつくと思います。

いやいや、2mに満たないエレメントで、こんなに飛ぶとは思っていませんでした。
これが正直な感想です。

SD-330

SD330

このポールの先端にSD-330を取り付けて振り出しています。
外壁から離していますので、少しだけ振り出した状態でも、14MHz以上ではT31T等とQSO出来た実績があります。(金具やポールは全て秋葉原のロケットで購入しました)
モービルホイップを振り出す

カウンターポイズです、洗濯バサミが大活躍しています。(笑)
SD-330のカウンターポイズ
2016.10.29 00:15 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (0)
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