ラダーラインで給電したAki-Special(逆Lアンテナ)のアース側が断線していた件
2022.04.01
今日の夜、いつものようにCONDXを把握するために、21MHzからCQを出したところRBNの反応が全くありません。コンディションが悪いのだと思い18MHzに下りてCQを出すとZLや9M2に電波は飛んでいるようです。14MHzではUA4まで届いていました(このBANDでは、いつもよりノイズレベルが高いことに違和感を覚えました)。10MHzでは全く反応がありません。7MHzでCQを出そうと思いATUを操作したところ、SWRがふらついているのが気になりましたが、それでもSWRがストンと落ちるのでCQをだしてみたところ、スキマーの反応が全くありません…。
流石にこのBANDで全く反応が無いのはおかしいと思い、アンテナを見に外に出たのですが変わった様子はありません。念のため給電部を確認するとアース側に接続している箇所が断線しているのを発見しました。ここ連日吹き荒れていた風によるストレスで断線したみたいですね。

つまり、接地アンテナではなくなり、給電部の高さ1m、垂直部のエレメント長11m、水平のエレメントが4.56mの梯子フィーダーで給電したツェップアンテナでCQを出していたことになりますね。間違った方法で架設したツェップアンテナは全然飛ばないという事がよくわかりました。

たちが悪いのは、SWRが普通に下がって、200Wで送信出来て、中途半端に電波が飛び、また違和感なく普通に受信出来ることです。(RBNという文明の利器が無いと、知らず知らずのうちに、しばらくダミーロードアンテナを使い続ける羽目になりますね)
2022.04.01 23:50 | URL | Equipment | Track Back (0) | Comments (2)
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JR4PUR - 2022年04月02日 21:01
NBUさん、今晩は。

今回の一件で、SWRがストンと気持ちよく落ちることと、電波が遠くへ力強く飛ぶのは決してイクオールではないということをあらためて認識しましたよ。(無駄に良く聞こえるのでたちが悪いですね)

ベランダには"ツボ"がありますよね。私もアパマン時代にその"ツボ"に対して線ではなく面でカウンターポイズを展開した方が良く飛ぶと思い鉄パイプを使用していました。(壁か床の中に潜んでいる鉄筋と良好に容量結合してもらう為に)
私が、もし今、アパマンハム時代に戻ったとしたら、ベランダの床(壁)に鉄パイプを(10cm~15cm浮かせて)出来る限り敷き詰めて、それをグラウンドとして、1本だけ垂直に鉄パイプをジョイント(電気的に)して、その先端を給電部として釣り竿を使用してベランダの外にエレメントを展開すると思います。もちろん梯子フィーダーで給電してマルチバンド化します。(SD330と違い、思いっきり200W出せるので)

今の私は、地面から少し浮かせた単管パイプを出来る限り増やす(広げる)ことに投資しようと思っています。
アンテナをいじって一喜一憂するのは楽しいですね。面積の大きいカウンターポイズ、是非試してみてください。
JN1NBU - 2022年04月02日 09:57
こんにちは、

とても参考になります。理想的な接地環境なので差がより顕著であることが良くわかりました。

私はベランダという物凄く制約のある環境ですが、ベランダに這わしている大量のカウンターポイスに対して「本当にこんなに必要なのか」という疑問があったためSWRが下がるギリギリのところまで本数を減らしたことがあります。結果は散々で、とたんにローバンドでの成績が悪くなたため元に戻しました。

もちろん本数をやみくもに増やせが良いというわけではなく、効果的な場所が存在します。ベランダ内の鉄筋の位置に依存するのだと考えています。効果の高い場所に十分な数の電線を這わすことです。PURさんの過去の記事に鉄パイプを使用されたカウンターポズがございます。面積の大きい導体でも試してみたいと考えています。(暖かくなりましたので)
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